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2006年6月25日 (日)

これからの時期にピッタリ?!

前世の記憶 Book 前世の記憶

著者:高橋 克彦
販売元:文藝春秋
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娯楽度★★★★☆
難易度★★★☆☆
感動度★★★☆☆
哀愁度★★★★☆

【あらすじ】

[前世の記憶]
復讐を果たすという怨念が生み出した前世の記憶

[針の記憶]
唄によって呼び起こされた幼少時代の切ない記憶

[傷の記憶]
肩の傷に隠された恐ろしく悲しい記憶

[熱い記憶]
熱い青春の夢に隠された辛い記憶

[匂いの記憶]
幼い頃世話になった絵の先生の火葬に参加す
るため、久しぶりに生まれ故郷を訪れた慎一。
旧友の計らいにより、全国一に輝いたという事
で幼稚園に保管されていた自分の絵を見せら
れて愕然とする。
それはまさに、慎一が幾度となくみた夢とそっ
くりであったのだ!胸を幸福に満たしてくれる謎
の匂いをともない、父親の存在が感じられる光景・・・
しかし、絵をつぶさに見た慎一は恐ろしい事実に
直面する。はたして、2枚の絵にこめられた真実とは・・

[知らない記憶]
友情を再確認させるきっかけをつくった記憶

[凍った記憶]
自分の中に凍らせて封じていた記憶

[昨日の記憶]
昨日に逢いたい、おまえに逢いたい・・・
音楽を聴きながら、懐かしい思い出に浸っていた男。
その思いが通じたのか、願っていた女性から突然電
話がかかってくる。30年ぶりの再会に、心ときめかせ
ながら岩手へと向かった男。
だが、男の頭に浮かんでくるのは、かつて彼女らに
対しておこなった死神のような愚かな行為ばかりで
あった・・・

【感想】

この作品は、直木賞受賞の【緋い記憶】に続く、「記憶
シリーズ」第二弾です。

基本的に、心の奥底に封じこめていた記憶が、ふとし
たきっかけで甦るというパターン。
甦る記憶というのが、どの作品も結構ドロドロしたもの
なので、読んでいるとつい気分が暗くなってしまいます。
(゚c_,゚`。)プッ
しかし、ジワジワとした恐怖がなんともいえず、今回3
回目の読み直しでした♪
ちなみに高橋克彦さんは、私と同じ東北在住です☆

著者:高橋克彦 発行年:1999年 

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コメント

はじめまして。
TBさせていただきました。
高橋克彦さんの記憶シリーズ(?)が怖くて
大好きです。本当にこれからの季節にお勧めですよね!

投稿: MinMin | 2006年8月 8日 (火) 13時42分

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