« Firehouse / 「good acoustics」 | トップページ | 其の一 »

2007年12月29日 (土)

殺人劇場 / 森村誠一

殺人劇場

感想:
さまざまな殺人者のありかたを、鋭い観察眼によってえぐりだした最新推理傑作集。

事件の陰に隠れたちょっとしたサプライズが、最後におまけのような感じで追記してある点は、まさに森村誠一さんお得意のパターンですね
(*≧m≦)

おすすめポイント:
<あらすじ>

【ひと夏の形見】
飼い犬の死に方によって、事件の様相が全く一変してしまうケース。

【死定位置】
いつもの定位置に置いたはずの房子のショッピングカートが紛失していた。あるのは、房子のと良く似たカートのみ・・・

その夜、房子の近所で強盗殺人事件が発生する。殺害されたのは、貸金業を営む老女。新聞で事件を知った房子は、さっそく現場を覗きに出かけた。

ところが、その現場となった住居を覗きこんだ房子は仰天する。なんと、玄関入口には房子のショッピングカートが置かれていたのだ!

この状況を見た房子は、ふとある疑問が浮かんできた。几帳面で有名だった被害者が、はたして他人のものと間違えるだろうか・・・と。

【音の架け橋】
音とにおいが事件解決の鍵となったケース。

【街の灯】
都会の片隅に佇むアパート「福寿荘」の一室でくりひろげられる、住人たちの様々な人間模様を描いた作品。

【迷路】
高校の同窓会に参加するため、郷里の佐賀へ向かった妻・留美子が、数日後福岡の山中で死体となって発見された。司法解剖の結果、死因は心不全。事実、留美子は先天的に心臓に疾患を抱え、負担をかけるような運動や刺激はタブーであった。

ところが、そんな彼女の死体からは、生前の情交痕跡が認められたのだ!妻の健康を案じて、長い間夫婦生活が皆無であった夫・相良朝夫は、この報告に衝撃を受ける。留美子はいかなる理由で死に至ったのか・・・

その事件のあった同時刻、佐賀県のとある病院では院長夫婦が何者かに殺害されるという事件がおきていた・・・

殺人劇場

著者:森村 誠一

殺人劇場

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

|

« Firehouse / 「good acoustics」 | トップページ | 其の一 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/69699/9625653

この記事へのトラックバック一覧です: 殺人劇場 / 森村誠一:

« Firehouse / 「good acoustics」 | トップページ | 其の一 »