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2007年12月12日 (水)

螢 / 麻耶雄嵩

感想:
私にとっては少々マニアックなミステリー小説でした。

今回起きた事件が、10年前に同じ場所で起きた事件と、殺人鬼「ジョージ」にどう結びついていくかが、この小説のポイントといえます。

またプロローグと同様に、新聞記事という形で締めくくられたエピローグ。読者の想像にお任せするかのように、意図的に内容が一部不鮮明にされています。

個人的には読み終えたという爽快感が損なわれるので、最後の最後になってこういう小細工はやめてほしかった。(;´Д`)=3

おすすめポイント:
【あらすじ】
大阪F大の肝試しサークル「アキリーズ・クラブ」の6人は、京都の山奥にあるファイアフライ館へと向かっていた。その館は、かつての所有者であった作曲家兼ヴァイオリニストの加賀螢司が、10年前に演奏家6人を惨殺した場所であった。現在は、サークルOBの佐世保左内が3年前に買い取り、みずからの別荘としている。

そんないわくつきの館で、今年も事件の起きた7月15日からの4日間、夏合宿と称した肝試しが行われようとしていた。ただ、去年と違うのは、メンバーの対馬つぐみがいないこと。半年前、未だに未逮捕の殺人鬼「ジョージ」のよって無残な死をとげたのだ。

心の片隅でつぐみの死を悼みながらも、夏合宿を楽しむメンバーたち。ところが、この館でも予期せぬ事態が発生する。なんと、佐世保が何者かによって刺殺されたのだ。一体、誰が何のために?!記録的な大雨により行き場を失った彼らに、見えない恐怖が襲いかかる。

螢

著者:麻耶 雄嵩
販売元:幻冬舎
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