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2008年1月 2日 (水)

喜劇ひく悲奇劇 / 鯨統一郎

喜劇ひく悲奇劇

感想:
作者の思惑通り、回文の数、そして文章の長さには驚かされました。しかし、肝心のストーリーがなんともありきたりな状況設定・展開で、読んでいてもいまいちワクワクドキドキ感に乏しかったです。

ところで、読み終わるとわかると思いますが、この作品には泡坂妻夫氏に対する尊敬の念もこめられているみたいですね。なんでも、彼は回文マニアの中では伝説的な作家であるとか。これまで、泡坂氏の作品は一度も読んだことがないので、機会があればぜひ読んでみたいです。

おすすめポイント:
【あらすじ】
上から読んでも下から読んでも同じ文章になる【回文】愛好者たちのサークル「回文こんぶイカ」。

合宿旅行のため、利尻へと向かったメンバー11人だったが、待ち受けていたのは回文見立ての殺人だった。その上、合宿地である<高山館>も、何者かの仕業によって外部から遮断された陸の孤島と化していたのだ。

メンバーの中に犯人がいるのか?探偵を自称する乾なる謎の人物まで現われて・・・・。それぞれ事情のありそうな人物たちの間に生じる疑心の渦の中、やがて起きる第二の殺人!全篇回文に彩られた超絶ミステリー、書き下ろしで登場。

(裏表紙より抜粋)

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