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2008年3月19日 (水)

雨恋 / 松尾由美

マンションの一室で出会った、この世の渉とあの世の千波。そんな2人が、千波の死にまつわる謎を解き明かしていくというSF要素を含んだミステリー小説です。

それにしても、常に誰かの代役という存在にとどまり、みずからの死さえも不運に見舞われた千波の人生・・・。

なんともせつないですなぁ(´д`)

【あらすじ】
留守を任された叔母のマンションで、沼野渉は偶然幽霊の声を耳にする。彼女の名前は小田切千波。

彼女いわく、3年前にこの部屋で自殺をしたことになっているが、実は誰かに【自殺をやめるのをやめさせられた】という。そして、そのいきさつを自分なりに理解していないせいか、この部屋に居座ってしまっているというのだ。ただし、この世に出てこられるのは雨の日だけ・・・。

千波の死にまつわる謎を解き明かすべく、彼女の証言をてがかりに事件を改めて調べる事になった渉。
すると、驚くべき出来事が!なんと事件の真相に近づくたびに、千波の姿が少しずつ見え始めてきたのだ。思わぬ事態に驚き戸惑う渉。

しかし、そんな奇妙な共同生活を続けていくうちに、渉は少しずつ千波に惹かれていく。

雨恋 (新潮文庫 ま 30-2) 雨恋 (新潮文庫 ま 30-2)

著者:松尾 由美
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