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2008年3月 4日 (火)

とり残されて / 宮部みゆき

幽霊、生き霊、そして幽体離脱といった、現代の科学でもってしても完全に解明することができない不可思議な現象。この作品は、そんな要素をふんだんに盛りこみながら、人間の心の葛藤を描いた短篇集です。

話の展開としては、どの作品も大体共通していましたね。心に何かしらの【しこり】を抱える主人公(またはわき役)が、ある時、不可思議な現象に遭遇。主人公はその体験を通じて、みずからのわだかまりに関する知られざる真相、あるいは超常現象に巻き込まれた理由を知ることとなるわけです。その体験が、主人公たちの心境にどのような影響を及ぼしていったかについては、読んでからのお楽しみとしときましょう。

胸の奥深くに抱えこんでいる心の叫びを描いた作品が多いので、気分が滅入っている時なんかは、読むのを控えた方がいいかも。
ダークで重たいエネルギーが蔓延しています
(* ̄m ̄)プッ

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