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2009年2月20日 (金)

みなとみらいで捕まえて / 鯨統一郎

【感想】

「笑い」のトラップがいたる所に散りばめられた、連作短篇モノです。その「笑い」は、パターン化されたストーリー展開とあいまって半ばベタ化し、一昔前のコント(私の中ではドリフ)を想起させられました。なかでも、刑事2人の漫才のようなやりとりが大変面白かったです。南登野刑事のおとぼけぶりが、見事私のツボにはまりましたね。

またこの作品では、各短篇ごとに横浜の観光スポットが紹介されていたり、事件の謎を解く鍵として論語を用いるなど、様々な工夫が施されていました。ふと考えてみたら、論語に触れたのは、大学入試センター試験以来かも。

人によっては、ただただウザイだけの内容に感じるかもしれませんが、私にとっては肩肘張らずに楽しみながら読めた一冊でした。

【あらすじ】

ダイビング・メッセージから、ダイイング・マッサージまで。密室のマンションから、定番・雪の密室まで・・・。警視庁からなぜか神奈川県警に出向になった自称・敏腕刑事、半任優里と、つぶらな瞳にショートヘアーのおとぼけ刑事、南登野洋子の前に次々に現われる不可解で突飛な事件。
中華飯店・酩淡亭に住む、なんと117歳の論語研究家・明丹廷が血を吐きながらも(!?)謎を解く!

(裏表紙より抜粋)

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