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2010年6月29日 (火)

総理の随行医 / 水町重範

鈴木善幸、中曽根康弘らが総理時代に、外遊随行医を務めた著者。外遊随行医とは、その名の通り、総理がサミットなどで外遊する際に随行し、健康管理の万般を行う医師のことだそう。

本書には、歴代最高記録となる23回もの外遊随行のなかでの思い出深いエピソードが、当時の日記や行程記録を参考に書き綴られています。

『安倍前総理の辞任を予見したと評判の本!』 『続々重版!』
『「週刊朝日」「夕刊フジ」他マスコミ各誌で紹介、大反響!』

と、いかにも衝撃的な内容が含んでいるかのような帯に興味をそそられ、手にとってみました。が、私の期待とは裏腹に、終始あたりさわりのない話ばかりで、読んでいてもちっとも面白みがありませんでした。話のネタになりそうなものをあげるとすれば、麻生太郎元総理の夫人が、鈴木善幸元総理の娘であること。そして、加藤茶が死亡率80%の病気(胸部大動脈破裂)から奇跡の生還をとげたということぐらいでしょうか。

医者そして随行医としての立場上、深く掘り下げて書くことができなかったのかもしれません。しかし、私のように刺激的な帯につられて政界のドロドロした裏話を期待していた人にとっては、かなりガッカリさせられた内容だったのではないでしょうか。

総理の随行医―歴代首相の脈をとって Book 総理の随行医―歴代首相の脈をとって

著者:水町 重範
販売元:大和書房
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コメント

今日、水町クリニックでMRIをとってきたんですが、待合室でたまたま手に取った本がこの本で、「え? ここの総院長なんだ」と。
さらっとしか読めませんでしたが、「普通の人がなってはならないのが総理大臣」「なるのであれば、自分の命は国民に捧げる、国民ひとりの命は己の命」という一文に惹かれました。是非とも現職ふくめ政治家たちに読んでもらいたいと思いました。
筆者はあくまで医療人であって文人ではないので、そこは汲んで欲しいかな。

投稿: ともさ | 2011年1月11日 (火) 23時38分

コメントありがとうございます。
ともささんのおっしゃるとおり、総理大臣になる方にはこれぐらいの気位が必要ですよね。

今の政治家さんたちには、国民よりも自分自身のほうが大切な人が多いようなきがします。

投稿: あー | 2011年1月16日 (日) 22時00分

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