2011年2月19日 (土)

押し出せ青春 / 須藤靖貴

八百長問題で窮地に立たされている大相撲ですが、奇遇にもこの問題が世に公表される直前まで手にしていたのがこの作品でした。

若き幕下力士が主人公で、様々な困難に見舞われながらも、周りの人達に支えられ、少しずつ成長していく姿が描かれています。

物語の重要な要素として八百長(注射相撲)が取り上げられていたのですが、まさか読後直後に現実問題として明るみに出るとは・・・。

まさにタイムリーな一冊でした。

あらすじ

名古屋場所6日目。入門2年目、3段目東30枚目の桐疾風は、新幹線に乗るために急いでいた。部屋唯一の関取・激波関の付き人を振り切ってきたのだから、帰ったら半殺しの目にあうかもしれない。でも、もうすぐ会える恭子姉さんと純ちゃんの笑顔を思い浮かべていた――。

柔道に別れを告げ高校を中退し、大志を抱いて入門した訳でもなかった桐疾風が格闘技としての相撲に魅せられ、次第に情熱を漲らせていく。激しい稽古に加え、恋あり、誘惑あり、病気あり!?の波乱万丈の痛快物語が、文庫オリジナルで登場。

(裏表紙より抜粋)

押し出せ青春 (小学館文庫) Book 押し出せ青春 (小学館文庫)

著者:須藤 靖貴
販売元:小学館
Amazon.co.jpで詳細を確認する

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年2月16日 (水)

楽しみが増えた

最近、よく通うコンビニで見切り品が売られるようになりました。

種類も豊富なうえ、値段も結構安くなってるんです。

掘り出し物ゲットが大好きな私にとっては、毎回行くのがちょっと楽しみになりました♪

今日は、今後山菜の天ぷらなどで使う機会が多くなることを見越して、日清オイリオを1本購入。

日清オイリオ ヘルシーリセッタ 600g 日清オイリオ ヘルシーリセッタ 600g

Amazon.co.jpで詳細を確認する

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年1月31日 (月)

死に花 / 太田蘭三

死に花を咲かせるべく立ち上がった、ジイちゃん達の突拍子もない挑戦を描いた作品です。

どんな話題も結局は下ネタになってしまう、ジイちゃん達の会話が、なんともバカらしく面白かったです。特に穴池さんのキャラは最高でした!

締めくくりは、荻原浩さん著の「明日の記憶」にどことなく似ていたかも。

あらすじ

「葬式は人生最後の花道、最後のイベントだ」

そう言って自分の葬式のプロデュース・演出に専念していた源田金蔵が急死する。菊島真ら5人の老人ホームの仲間が見守るなか、つつがなく源田の葬式は進行しているかに見えた。

しかし、事件が発生した。北多摩署の蟹沢、相馬刑事による捜査が進むうちに、真実が見えてくる。衝撃を受けた菊島たちは「老い先はわずかだ。死に花を咲かせよう」と一念発起し、人生最大の大バクチに出ることを決意する・・・。(表紙裏より抜粋)

死に花 (角川文庫) Book 死に花 (角川文庫)

著者:太田 蘭三
販売元:角川書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

死に花 [DVD] DVD 死に花 [DVD]

販売元:アミューズソフトエンタテインメント
発売日:2004/11/12
Amazon.co.jpで詳細を確認する

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年1月18日 (火)

誰か / 宮部みゆき

物語の中盤あたりで、オチが大体読めちゃいました。

ただ、あんなにも醜く卑しい人間の本性を次々と見せつけられ、後味の悪い結末になっているとは予想外でしたね。

主人公に対して悪態をついた者たちが、その後どうなったのかも気になるところです。

【あらすじ】

事故死した運転手には、2人の愛する娘と、ささやかな秘密があった。

今多コンツェルンの広報室に務める杉村三郎は、義父でありコンツェルンの会長でもある今多善親からある依頼を受けた。それは、会長の専属運転手だった梶田信夫の娘たちが、父についての本を書きたいらしいから、相談ののってほしいというものであった。梶田は、石川町のマンション前で自転車に撥ねられ、頭を強く打って亡くなった。犯人はまだ捕まっていない。

依頼を受けて、梶田の過去を辿りはじめた杉村が知った事実とは・・・。

(裏表紙より抜粋)

◆◆作家関連記事◆◆

誰か Somebody (カッパノベルス) Book 誰か Somebody (カッパノベルス)

著者:宮部 みゆき
販売元:光文社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年12月 4日 (土)

赤ちゃんをさがせ / 青井夏海

自宅出産を控えた妊婦のまわりで巻き起こる突拍子もない騒動を、助産婦2人が師匠の助けをかりながら解決していくというお話でした。

ユーモアにあふれ面白かったのですが、明楽先生の推理(というか、種明かし)には、少し強引なところがありましたね。

ちなみに、本作は2003年にNHKで連続ドラマ化されたそうです。解説によれば、ドラマ版は複数の短編を融合したうえに、かなりアレンジした内容になっており、推理色はかなり薄まっているとか。

本作がどんな風に映像化されたのか、実際に観てみたかったですね。

あらすじ

3人の妊婦が妻として登場した家で始まった本妻捜し。女子高生の出産騒動。次々キャンセルされる依頼の謎。

自宅出産専門の出張助産婦コンビが向かう先は、何故かおかしな謎を抱えた家庭ばかり。それらの謎を鮮やかに解き明かすのは、「伝説のカリスマ助産婦」明楽先生!

見習い助産婦・陽奈の成長と安楽椅子探偵の冴え渡る推理を描く、爽やかなユーモアに満ちたシリーズ第一弾。

(裏表紙より抜粋)

43102_4

 青井夏海/赤ちゃんをさがせ 創元推理文庫 青井夏海/赤ちゃんをさがせ 創元推理文庫
販売元:HMVジャパン
HMVジャパンで詳細を確認する
 

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年10月28日 (木)

アサシン / 新堂冬樹

映画やドラマなどにありがちな設定で、目新しさはあまり感じられませんでした。

ただ、涼から真実を知らされ、その物的証拠まで託された岬のその後については、読後に色々と想像してしまいましたね。

「わかった・・・あとのことは心配しないで、俺に任せろ」

涼にかけたこの言葉は、単なるタテマエにすぎないものなのか。それとも言葉どおり涼の意志を引き継ぐという意味なのか・・・。

気になるところです。

あらすじ

暗殺者は花城涼。育ての親に、暗殺者として育てられる。

女子高生はリオ。父の愛情につつまれ、なに不自由なく育つが、父は嵌められ、死に追いやられてしまう。

ふたりは、同じ男を追っていた。それぞれ、まったく異なる事情で。リオが、ついに男を追い詰め、ナイフを突き刺したとき、暗殺者は女子高生を現場から連れ去った。組織は、ふたりを追い始めた。

心を開かない暗殺者と無邪気な優しさをもつ女子高生。緊迫した逃避行がふたりを次第に近づける・・・。暗殺者と女子高生の“恋”の逃避行。

(「BOOK」データベースより抜粋)

アサシン  an  Assassin Book アサシン  an Assassin

著者:新堂 冬樹
販売元:角川書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年10月18日 (月)

時は静かに戦慄く / 木宮条太郎

第六回 ホラーサスペンス大賞 特別賞

B級パニックホラー映画を観ているようで、それなりには楽しめました。

ただ、「人類の進化」という壮大なテーマを扱った割には、舞台が京都限定という事もあり、スケール感に欠けているように感じました。

いったん立ち止まってしまうと、物語に対する疑問が次々と浮かんできてしまうので、何も考えず一気に読んでしまう事をお勧めします。(≧ω≦)b

【あらすじ】

児童相談所の所長・山野は、増え続ける児童虐待の報告に頭を抱えていた。その増え方は、明らかに異常だ。

児童虐待で始まった違和感は、刑事事件へと発展し、京都の町は瞬く間に無差別殺人によるパニックに陥った。だが、無差別に見えた殺人には、実はある一つの「法則」が隠れていた―。

人類進化の最終形態を、戦慄すべきヴィジョンで提示した、恐るべき予言の書。第6回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞作。

(「BOOK」データーベースより抜粋)

 【中古】単行本(小説・エッセイ) 時は静かに戦慄く  【中古】単行本(小説・エッセイ) 時は静かに戦慄く

販売元:ネットショップ駿河屋 楽天市場店
楽天市場で詳細を確認する

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年10月 6日 (水)

東京下町殺人暮色 / 宮部みゆき

今からちょうど20年前の作品なんですね。

物語のなかでは、「少年法」や「地域コミュニティーの衰退化」といった社会問題が取りあげられていました。

しかし、21世紀となった現在においても、こうした問題を深く考えさせられるような事件は跡を絶たないですね。

本書を読んでいたら、今年2月に宮城県石巻で起きた、少年が男女3人を殺傷し、元交際相手の女性を連れ去った事件。あるいは、母親が育児を放棄し、幼い姉弟の遺体が発見されたという、大阪の2幼児虐待死事件などが頭に浮かんできました。

あらすじ

13歳の八木沢順が、刑事である父の道雄と生活を始めたのは、ウォーターフロントとして注目を集めている、隅田川と荒川にはさまれた東京の下町だった。

そのころ町内では、"ある家で人殺しがあった"という噂で持ち切りだった。はたして荒川でバラバラ死体の一部が発見されて・・・。

現代社会の奇怪な深淵をさわやかな筆致で抉る、宮部作品の傑作。

(裏表紙より抜粋)

◆◆作家関連記事◆◆

東京下町殺人暮色 (光文社文庫) Book 東京下町殺人暮色 (光文社文庫)

著者:宮部 みゆき
販売元:光文社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2010年9月14日 (火)

マリッジ:インポッシブル / 藤谷治

恋愛下手な29歳独身女性の「婚活」をコミカルに描いた作品です。

風変わりなキャラが続々と登場しては、小気味いいテンポで展開していくので、最後まで飽きることなく楽しめました。

恋愛に対して消極的な人にとっては、「ほんのちょっとだけ勇気を出してみようかな」と前向きな気分にさせられる一冊かも?!

あらすじ

結婚。それは女なら一度はあこがれる理想郷・・・。

ここにその夢に目覚めた女がいた―。

引田輝子、29歳独身、グルメ番組のディレクター。今の仕事もライフスタイルも手放したくない!だけど結婚もしたくなっちゃった!果たしてそんなことができるの!?

まさに"実現不可能"(?)ミッション開始!

(表紙折り返し 引用)

マリッジ:インポッシブル Book マリッジ:インポッシブル

著者:藤谷 治
販売元:祥伝社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年8月18日 (水)

偶人館の殺人 / 高橋克彦

恥ずかしながら、本書を読むまで、からくり師の大野弁吉について全く知りませんでした。平賀源内にも匹敵するほどの発明家でもあったそうですが、世間的にはどの程度の知名度がある人物なのでしょうか。知らなかった私としては気になるところです。

また、私が住む宮城県の北部に位置する東和町が、隠れキリシタンの里として有名だという事も初耳でした。ちなみに東和町は、一連の事件の発端となった偶人館がある場所として登場してくるのですが、偶然にも、本書を読み終えた直後に町に関連した新聞記事を発見!

記事によると、6月6日に東和町米川で「キリシタンの里まつり」が開催され、江戸幕府のキリスト教禁止政策により、仙台藩の弾圧を受け処刑された信者をしのぶべく、埋葬されたと伝わる「海無沢の三経塚」で野外ミサが
行われたということです。(河北新報より)

本書を通じて、こうした知識を得られたのは収穫でしたが、肝心の物語のほうが、やや大雑把な展開のせいか深みがなく、どこか物足りなさを感じてしまいました。

【あらすじ】

なぜ120年も前に死んだ人物を恐れるのか?

矢的遙は、からくり人形のコレクターとして著名な加島大治が、「べんきちはゆるさないぞ」と記した紙を見て震えおののく姿に愕然とした。

べんきちとは、江戸時代末期の天才からくり師大野弁吉のことだが、一代で巨万の富を築いた加島とどのような関わりがあるのか?そして加島の娘が不審な死を遂げ、「ぐうじんかんをわすれるな」という奇妙な脅迫文が発見された。

"弁吉と偶人館"という手掛かりをもとに、矢的は意外な歴史の真相へと踏み込んでいった。

(表紙裏より抜粋)

◆◆作家関連記事◆◆

私の骨(2009年5月16日付)

Book 偶人(からくり)館の殺人 (ノン・ポシェット)

著者:高橋 克彦
販売元:祥伝社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧